「すごい体ですね。何のスポーツやってますか？」と聞かれた時「ボディビル・フィットネスです」と胸を張って言える人は少ないのではないでしょうか。スポーツジムの経営者に「どんなトレーニングを指導しているのですか？」と尋ねた時、「ボディビル・フィットネスです」となかなか言えず、「ウェイトトレーニングです」と答える人が圧倒的に多いのです。実際にジムの名称を「○○ボディビルセンター」から「○○トレーニングセンター」とか「○○トレーニングジム」というように、トレーニングを前面に打ち出した名称になっている場合が多いようです。
「ウェイトトレーニング」と呼ぶ方が抵抗感がないので、普通ついこの呼び名を使いがちですが、ボディビル発祥の地では逆で「ボディビルの方が高度で、ウエイトトレーニングは“単なるウェイトトレーニングにすぎない”というように、ボディビルの一部と見られている」ということのようです。
「現在は健康ブームと言われるほど、人びとの関心が自分の健康に向けられています。
健康は個人の問題にすぎませんが、健康な体で社会生活を送れることが生きる基本ではないでしょうか。
ボディビル・フィットネスは自分の体をいたわり育てる要素が強く、ボディビル・フィットネスで健康な体をつくったあと、どう社会に活かし、生産的に働ける人間になるか、「さすが体が立派なのと同様に、精神も立派だ」といわれるようになりたいものです。
体力の質・活気・精神力、ストレスが気になる方に適したボディビル・フィットネスの考察です。